マルチファンクションテスターLCR-T4のケースを買う

LCR-T4というマルチファンクションテスターがあります。安くて色々できるということでwebでも紹介記事が結構出ています。筆者もご多分にもれず購入した一人です。当初は専用ケースなしで使うつもりでした。しかし収まりのよいケースというのはなかなかないもので、結局専用ケースを買ってしまいました。LCR-T4自体のレビューはその道に詳しい方々がされていますので、筆者は専用ケースについて記したいと思います。
LCR-T4

LCR-T4の専用ケース

LCR-T4の専用ケースはアクリル板を切り出しただけのもので、それを組み立ててネジでとめる簡単なものです。
組み立て前の専用ケース
茶色の保護紙が貼ってあって見えませんが、アクリル板自体は無色透明のものです。当たり前ですが取り付け用の穴やソケットを出すための切り欠きなどはしっかり作ってあります。
普通はこのまま組み立てるところです。しかし電子パーツの類は黒とか茶色とか、とにかく爺くさい色のものが多いです。そんなわけで?このケースを塗装することにしました。

ケースの塗装

塗装にはアサヒペンのクリエイティブカラーというスプレー塗料を使うことにしました。色はミスティーピーチです。
アサヒペンクリエイティブカラーミスティーピーチ 塗装後のパーツ
塗装はケースの裏側にすることにしました。LCR-T4のディスプレイを見るための部分は塗装してはいけないので、よく考えながら保護紙をはがしました。これを間違うとディスプレイが見えなくなってしまいます(笑)。

ケースの組み立て

組み立てはとても簡単です。付属のネジでLCR-T4を底になるアクリル板に固定し、側面の板・上面の板を組み合わせてネジ留めするだけです。写真はちょっと青っぽく写ってしまいましたが、実際の色はもうちょっと赤い色です。
完成したケース入りLCR-T4
わたしはこのLCR-T4、間違いなく使用頻度は低いはずです。ですので電池ではなくアダプタ給電にすることにしました。側面の板に小さい穴が開いているので、そこから電源ケーブルを引き出しました。この穴は小さくてケーブルを引き出す意外には使い道はなさそうなのですが、ケースを販売している色々なお店の写真を見ているともっと大きい穴の開いている写真も見つかります。この穴の本来の使い道はDCジャックを取り付けることにあるのではないかと思うのですが、作っているうちにいろんなバージョンができて本来の機能を失ってしまったのかも知れません。

専用ケースの落とし穴

LCR-T4の専用ケース選びには落とし穴があります。LCR-T4には「浩祺」というロゴ入りのもの(LCR-T4-H)とロゴなしのものがあります。どうやらロゴ入りの方が先に出たオリジナル?らしいのですが、この二つは微妙にサイズが違うようなのです。ですのでよく確認しないでケースを買ってしまうと穴の位置が合わないという事態におちいる可能性があります。ご注意ください。(ケースを買う予定があるのであれば、セット品を買ったほうが安全な気がします。)

LCR-T4とLCR-T4-Hについてはsabotenboy_londonさんのブログ記事で触れられています。


Last Modified: 3 November 2018